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離れて暮らす親の見守りサービス|カメラなし・通報・訪問を比較

高齢の親を見守りサービスで支える家族のイラスト 高齢の親の見守り

この記事では、見守りサービスを選ぶ際の参考として、特定の商品も紹介しています。料金や利用条件は、2026年9月5日に公式情報を確認しています。見守りサービスは、緊急通報や医療の代わりになるものではありません。

電話で「変わりないよ」と聞いても、本当に元気に過ごしているのか気になることがあります。

毎日連絡するのは難しい。でも、カメラを置くと嫌がられるかもしれない。どこまで見守ればよいのか迷う家族も多いのではないでしょうか。

見守りサービスには、室内の動きや家電の使用状況を知らせるもの、本人がボタンで助けを求めるものなどがあります。どこまで分かるのか、通知が届いた後に誰が電話や訪問で対応するのかは、サービスによって異なります。

この記事では、主な見守り方法を5種類に分けて比べます。本人の気持ちを大切にしながら、どの方法が合いそうか見ていきましょう。

選ぶ前に家族で話しておきたいこと

見守りサービスには、それぞれ得意な場面があります。「一人暮らしだから」という理由だけで選ぶと、知りたいこととサービスの機能が合わないことがあります。

まずは、本人と家族で次の3つを話してみましょう。

  1. 今、どんなことが心配なのか
  2. 通知や連絡を誰が受け取るのか
  3. 電話がつながらない時、誰に様子を見てもらうのか

たとえば、朝になっても動きがない時に知らせてほしいなら、センサー型が候補になります。急な体調不良の時に、本人から助けを呼べるようにしたいなら、緊急通報型が合うかもしれません。

通知を受け取るだけでは、本人の安全を確かめられないこともあります。「通知の後に誰が電話をするか」「連絡がつかなければ誰が訪ねるか」まで決めておくことが大切です。

見守りサービス5種類を比べる

見守り方法は、大きく5種類に分けられます。

表が画面に収まらない場合は、左右にスクロールしてご覧ください。

種類主に分かること・できること向いている場面主な注意点
センサー・家電型室内の動き、室温、家電の使用など生活リズムや室温が気になる反応がない理由までは分からない
緊急通報型本人から家族や窓口へ助けを求める急な体調不良や転倒が心配本人がボタンを押せない状態では通報できない製品もある
GPS型外出先のおおよその位置道に迷うことや帰宅の遅れが心配本人の同意、端末の携帯・充電、通信範囲が必要
カメラ型映像や音声で室内の様子を見る室内の様子を直接確かめたいプライバシー、設置場所、録画データの扱い
電話・訪問型声、会話、対面での様子を確かめる機械だけでは分からない困りごとが心配頻度、対応地域、緊急時にできることが異なる

どれか一つに決める必要はありません。ふだんは電話で話し、連絡が取れない時のためにセンサーを使うなど、無理のない範囲で組み合わせる方法もあります。

センサーや家電の使用状況で見守る

センサーが反応した時間や、部屋の温度・明るさ、家電の使用状況などをアプリで見る方法です。カメラを使わず、本人が毎日操作しなくても使える製品があります。

ただし、センサーが反応しなかった理由までは分かりません。外出しているのか、機器の不具合なのか、体調を崩しているのかは、電話や訪問で確かめます。

緊急ボタンや通報サービスを利用する

急な体調不良や転倒があった時に、本人がボタンを押して家族や窓口へ知らせる方法です。

自分で助けを呼べることが利点ですが、意識を失った時やボタンまで手が届かない時には使えません。駆けつけサービスがある場合は、対応地域や追加料金、玄関先までか、家の中まで入ってもらえるのかも確かめます。

GPSで外出時の居場所を確認する

GPS端末やスマートフォンを使い、外出先のおおよその位置を確認する方法です。道に迷う心配がある場合や、一人で出かける機会が多い場合に検討されます。

位置情報はプライバシーに関わります。本人に知らせず使うのではなく、「予定の時間を過ぎても戻らない時だけ見る」など、位置情報を確認する条件を一緒に決めておきます。

カメラで室内の様子を確認する

映像で室内の様子を確認でき、製品によっては音声で話せるものもあります。その一方で、生活の様子が見えすぎることに負担を感じる人もいます。

使う場合は、録画の有無や保存先、映像を見られる家族の範囲を確認します。寝室や浴室などは避け、どこに置くかを本人と一緒に決めましょう。

電話や訪問で様子を確かめる

スタッフなどが定期的に電話や訪問をする方法です。機械の通知だけでは分からない声の様子や会話、暮らしの困りごとに気づきやすくなります。

連絡・訪問の頻度、対応地域、緊急時にできることはサービスごとに異なります。自治体が独自の見守りや助成を行っている場合もあります。民間サービスを契約する前に、本人が住む市区町村や地域包括支援センターへ問い合わせると、利用できる制度が分かることがあります。

心配ごとに合う方法を選ぶ

見守り方法は、何を心配しているかに合わせて選びます。

  • 朝になっても動きがない時に知りたい:センサー・家電型
  • 本人から助けを呼べるようにしたい:緊急通報型
  • 外出後に戻らない時が心配:GPS型
  • 室内の様子を直接見たい:カメラ型
  • 声や会話から困りごとに気づきたい:電話・訪問型

「転倒も外出も心配」というように、気がかりが複数あることもあります。その場合は、すべてを一つの機器で解決しようとせず、電話や地域の支援も組み合わせて考えましょう。

電話に出ない時の動き方は、一人暮らしの高齢の親が電話に出ないとき|離れて暮らす家族の確認手順でも紹介しています。

【広告】カメラとセンサーを組み合わせたい方へ

MANOMAの「親の見守りセット」では、ドアの開閉を検知するセンサー、室内カメラ、アプリを通じた通話などを利用できます。カメラを使う場合は、録画範囲や確認する家族、設置場所を本人と話し合ってから決めましょう。料金や契約条件は、申し込み前に公式ページで確認してください。

MANOMA(マノマ)「親の見守りセット」

センサー型の例「かんたん見守りプラグ」

ここからは、センサー型の具体例を一つ紹介します。

「カメラを置くのは嫌がりそう」「実家にWi-Fiがない」という家庭では、KDDIの「かんたん見守りプラグ」も候補になります。

コンセントに挿して使う機器で、カメラは搭載されておらず、実家のWi-Fiも必要ありません。人の動き、温度・湿度、明るさ、接続した家電の使用状況をセンサーで検知し、家族がスマートフォンのアプリで確認できます。設置後は、本人が毎日操作する必要はありません。

設定した時間に動きや家電の使用が確認できない時などに通知が届きます。ただし、外出しているのか、体調を崩しているのかまでは分かりません。通知が来ないから安全だと言い切れるものでもないため、電話や訪問と組み合わせます。

2026年9月5日に確認した料金と利用条件

KDDI公式ページでは、新規申し込みの50%OFF特典として、本体4,400円と案内されています。au HOME基本利用料は初月無料ですが、初月中に解約した場合は539円が請求されます。2か月目以降は月額539円です。いずれも税込です。

通常の本体表示価格は8,800円で、特典は終了日未定です。予告なく変更・終了する場合があるため、申し込み前に最新の料金を確認してください。

利用には、au IDとau HOMEアプリに対応したスマートフォンが必要です。au以外の通信会社でも利用できますが、対応OSはAndroid 13.0、iOS 16.0以上で、タブレットとiPadには対応していません。

解約後は原則として機器を再利用できません。ただし、解約月の翌月末までに同じau IDで再契約し、機器を登録した場合は再利用できます。その場合は、初期費用2,200円が別途かかります。

KDDI「かんたん見守りプラグ」の最新情報を公式ページで確認する

契約前に確認したい8項目

申し込んだ後で困らないよう、次の順番で確認します。

  1. 本人が納得しているか
  2. 何を確かめるために使うのか
  3. 通知を誰が受け取るのか
  4. 連絡がつかない時に誰が電話や訪問をするのか
  5. 初期費用、月額、追加料金を含む総額はいくらか
  6. 最低利用期間、解約方法、返却・再利用の条件はどうなっているか
  7. 通信環境、対応端末、充電などの利用条件を満たせるか
  8. 故障、停電、通信障害の時は通知が止まるのか、代わりの連絡方法があるか

高額な契約や複数の支援が含まれる契約では、サービスの範囲と支払総額、解約条件を書面で確認します。契約を急がされた時や内容が分かりにくい時は、その場で決めず、消費者ホットライン「188」へ相談できます。

遠方ですぐに行けない場合は、近くに住む親族や本人が信頼している人へ、連絡がつかない時の訪問をお願いできるか相談しておきます。無断で合鍵を預けたり、近所の人へ個人情報を伝えたりせず、本人と一緒に決めましょう。

本人とどう話すか

見守りサービスの話をすると、「監視されるようで嫌だ」「まだ必要ない」と言われることがあります。

そのような時は申し込みを急がず、家族が何を心配しているのかを伝えます。

毎日の生活を見張りたいわけではないよ。電話に出ない時に、普段どおり過ごしているか分かる方法を一緒に考えたいんだ。

どこに置くか、どんな時に通知するかは一緒に決めよう。納得できる方法が見つかるまで、急いで決めなくていいよ。

本人の希望を聞きながら、カメラを使わない方法や、通知する時間を限定する方法も含めて考えます。一度決めた後も、本人が見守られることを負担に感じていないか、家族も無理なく対応できているかを時々話し合いましょう。

救急や地域の相談を優先する時

見守り機器は、救急車や医療機関、介護サービスの代わりにはなりません。

呼びかけに反応しない、ろれつが回らない、言葉が出にくい、息苦しそう、強い胸の痛みがある。このような症状が急に現れた時は、119番へ連絡してください。

救急車を呼ぶか、今すぐ受診するか迷う時は、対応地域であれば救急安心センター「#7119」へ相談できます。利用できる地域と受付時間は、消防庁の案内で確認できます。

一方、転倒が増えた、薬やお金の管理が心配になった、一人暮らしを続けられるか家族だけでは判断しにくいといった場合は、地域包括支援センターへ相談できます。

地域包括支援センターは、市町村が設置する高齢者の総合相談窓口です。本人だけでなく、離れて暮らす家族からも相談できます。詳しくは、地域包括支援センターにはいつ相談する?で紹介しています。

まとめ

見守りサービスを選ぶ時は、「どの機器が人気か」より、何が心配で、通知が来た時に誰が電話や訪問をするのかを先に考えます。

生活リズムや室温が気になるならセンサー型、本人から助けを呼ぶ手段が必要なら緊急通報型、外出時が心配ならGPS型が候補です。室内を直接見たい時はカメラ型、機械だけでは分からない困りごとを知りたい時は電話・訪問型もあります。

本人の希望を聞き、家族も無理なく続けられる方法を選びましょう。迷った時は、有料サービスを申し込む前に、市区町村や地域包括支援センターへ相談することもできます。

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参考

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