この記事には広告・アフィリエイトリンクを含む場合があります。紹介するサービスは、離れて暮らす親の暮らしを支える選択肢として掲載しています。緊急時や体調の急変がある場合は、医療機関や救急相談を優先してください。
離れて暮らす親に電話をしても、「大丈夫だよ」「変わりないよ」「心配しなくていいよ」と言われることがあります。
でも家族としては、「本当にちゃんと食べているのかな」「転んでいないかな」「急に具合が悪くなったら気づけるかな」「電話に出ない日があると不安」と感じることもありますよね。
そんなとき、選択肢のひとつになるのが見守りサービスです。
見守りサービスは、親を監視するためのものではありません。何かあったときに早く気づき、親も家族も安心して暮らすための仕組みです。
見守りサービスを考えてもよいサイン
次のような様子があるときは、見守りサービスを考えてもよいタイミングです。
- 親が一人暮らしをしている
- 毎日電話するのが難しい
- 電話に出ない日があると不安になる
- 転倒や脱水が心配
- 夜中のトイレが増えてきた
- 外出時の迷子や道に迷うことが心配
- 親がスマホ操作に慣れていない
- いきなり介護サービスを使うほどではないが不安がある
見守りサービスは、「介護が必要になってから」だけでなく、「まだ元気だけれど少し心配」という段階でも検討できます。
見守りサービスの主な種類
見守りサービスには、いくつかのタイプがあります。
電気・家電の使用状況で見守るタイプ
電気の使用状況や、家電の動きから生活リズムを確認するタイプです。
親が特別な操作をしなくても使えるものが多く、スマホが苦手な親にも向いています。
向いているのは、親がスマホを使い慣れていない、できるだけ自然に見守りたい、毎日の生活リズムをゆるく確認したい場合です。
センサーで人の動きを見守るタイプ
部屋やトイレ、玄関などにセンサーを置き、人の動きがあるかを確認するタイプです。
一定時間動きがない場合に、家族へ通知されるものもあります。
向いているのは、転倒や急変が心配、一人暮らしで日中の様子が分かりにくい、家の中での動きを確認したい場合です。
緊急ボタン・通報タイプ
本人がボタンを押すと、家族や専門窓口につながるタイプです。急な体調不良や転倒時に役立つ可能性があります。
向いているのは、親が「何かあったときに押す」ことを理解できる、急な不調時の連絡手段を用意したい、家族だけではすぐ対応できないことがある場合です。
GPSで外出時を見守るタイプ
GPS端末やスマホを使って、外出時の位置を確認するタイプです。
外出が多い親や、道に迷う心配がある場合に検討されます。
ただし、GPSは本人が強く嫌がることもあります。導入するときは、本人の気持ちを確認することが大切です。
訪問・電話で見守るタイプ
スタッフが定期的に電話や訪問をして、親の様子を確認するタイプです。
機械だけでは不安な場合や、人との会話も大切にしたい家庭に向いています。
見守りサービスを選ぶときのポイント
見守りサービスを選ぶときは、料金だけで決めない方が安心です。
- 親が嫌がらずに使えそうか
- 親が操作しなくても使えるか
- 通知は誰に届くのか
- 緊急時に誰が対応するのか
- 初期費用と月額費用はいくらか
- 契約期間の縛りはあるか
- 解約方法は分かりやすいか
- 設置工事が必要か
- 家族がアプリや通知を確認できるか
- 見守り対象の地域に対応しているか
特に大切なのは、「通知が来たあとに誰が動くのか」です。
通知が来ても、家族が遠方ですぐ行けない場合があります。その場合は、親戚、近所の人、地域包括支援センター、緊急通報先など、連絡先をあらかじめ整理しておく必要があります。
親に嫌がられにくい伝え方
見守りサービスを入れようとすると、親が嫌がることがあります。
「監視されているみたい」「まだそんな年じゃない」「子どもに迷惑をかけたくない」と感じる親もいます。
その場合は、いきなりサービスを申し込むのではなく、伝え方を工夫した方がよいです。
たとえば、次のように伝えると受け入れてもらいやすいことがあります。
「お母さんを見張りたいわけじゃなくて、何かあったときに早く気づけるようにしたいんだよ。」
「毎日電話できない日もあるから、私が安心するためにも少しだけ仕組みを作らせてほしい。」
「元気なうちに試しておけば、本当に困ったときに慌てなくて済むと思う。」
親の自尊心を傷つけないことが大切です。
契約前に気をつけたいこと
高齢者向けのサービスは便利な一方で、契約内容をよく確認する必要があります。
- 初期費用が高すぎないか
- 月額料金以外の費用があるか
- 解約時に違約金があるか
- 緊急時の対応範囲がどこまでか
- 「必ず助けに来る」と誤解していないか
- 家族がサービス内容を理解しているか
見守りサービスは、救急車や介護サービスの代わりではありません。「異変に気づきやすくする仕組み」として考えるのが安全です。
契約前には、本人だけでなく家族も内容を確認しましょう。
すぐに地域包括支援センターへ相談した方がよい場合
見守りサービスだけで解決しようとしない方がよい場合もあります。
- 転倒が何度もある
- 食事や水分が取れていない
- 物忘れが急に増えた
- 火の消し忘れがある
- 薬の管理ができていない
- お金の管理が不安
- 近所とのトラブルが増えた
- 一人暮らしの継続が心配
このような場合は、地域包括支援センターへ相談するのがおすすめです。
地域包括支援センターは、高齢者の暮らしや介護、健康、福祉について相談できる窓口です。本人だけでなく、家族も相談できます。
まとめ
離れて暮らす親の見守りは、家族だけで頑張りすぎなくて大丈夫です。
見守りサービスには、電気や家電で見守るタイプ、センサーで見守るタイプ、緊急ボタンで知らせるタイプ、GPSで外出時を見守るタイプ、電話や訪問で確認するタイプなどがあります。
大切なのは、親に合った方法を選ぶことです。
見守りサービスは、親を管理するためのものではありません。親ができるだけ自分らしく暮らし続けるため、そして家族が不安を抱え込みすぎないための支えです。
まずは、親が嫌がりにくい方法から、少しずつ話し合ってみてください。
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参考
- 厚生労働省「地域包括支援センターについて」
- 消費者庁「高齢者・障がい者の消費者トラブル」
- 消費者庁「見守りネットワーク総合情報サイト」
- 国民生活センター「見守り情報」


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